details+ 〜Surly Big Fat Dummy

組み上がったBig Fat Dummyだがディテールを眺めつつ、今後のカスタムプランを考えたい。

まずはおおよそ気に入ってて満足しているディテール。

ハンドルバーについては初めてツーリング的なポジションのJones H-Barを装着した。
乗り始め数日は違和感があったが慣れれば快適なポジションで、通常よりも長めのグリップ部、また頭の部分、付け根の部分等のマルチポジションは、ロングライドだけでなく普段のライドでも有用だと思った。

惜しむらくはバーテープを見た目的にあと2センチ内側から巻き始めればよかった。
使い勝手的には現状でも問題ないのであくまでも見た目的なところで。
次回、バーテープを巻き直す時の宿題。

ハンドル周りで言えば、Wolf ToothのMAGURAに対応したドロッパーレバーもお気に入り。
レバー比が良いのか引きが軽くMTB時代からドロッパーレバーはこれ一択。
Wolf Toothは、SRAMとかいろいろなブレーキレバーに対応する商品があるのも良い。

シフトレバーは当初、リアのディレイラーと同じ5100系のオプティカルギアディスプレイ付(要は今何速に入っているか表示するやつが付いている。ロングテールはリアのカセットが振り返っても全く見えないので)なるものを購入したのだが、これのディスプレイがこのハンドル形状と合わず全く取り付けられず、またSLXと違い外すことも出来ないのでお蔵入り。代わりに在庫であったXTの11S用のを装着した。

ステムは常に目に入る場所なので気に入ったものを取り付けたい。
THOMSON X4の角張った造形が好きで60ミリを入れた。

これもMTB時代からTHOMSON一択かもしれない。
まぁ他のをあんまり使った事がないだけなんだけど。

ライト類はハブダイナモとしたが、これも非常に良かった。
抵抗はほぼ感じられず、いちいち充電とか気にしなくても良いので、デイリーユースには最適だ。
ただコスト的にホイールを組み直さないといけない+SONで組むとかなりの金額になるので、メーカー的にはハブ幅さえ通常のものであればシマノで全く問題ないと思う。


ただライト類のディテールはドイツ製のSONが圧倒的にSurlyの雰囲気に合っているのではないかと思う。
また取り付けに関しては、Surlyのラックで余ったパーツを組み合わせた。
この辺りのノウハウはBlue Lugのブログが非常に参考になった。
この恩恵を返す為にBLUE LUGのオンラインショップをよく利用する様にしている。

テールランプは先のブログにも書いた通り、ブレーキキャリパーアダプターを加工してステーにしたら、良い感じで取り付けられた。

アップにすると塗装のアラが目立つ、これも何かの拍子に塗り直そう。

リアのデッキを外したスタイルが好きなのだが、外した後のフレームの穴が気になり汎用品のキャップを入れた。

私が買ったキャップはコレ。まぁサイズさえ合えばどれでも良いのでは。
あとこのレールカラーだけど何故かリアにしか付いてなく前側は刺すだけの仕様の様だが、どうも納得できないので前側分も取り寄せた。

ちなみにキャップはライトステー部分にもサイズを合わせたゴムキャップを付けていて、この辺りもBlue Lugがやっていたのを見て参考にした。細かい心遣いで素晴らしいと思う。(上のライトの写真参照)


ブレーキ系はMAGURAのMT7。
前にトレイルでたまたま会った某ショップ社長が絶賛するので買ってみたMAGURAだが、確かにブレーキコントロールの範囲は広くわかりやすいのだが、MAGURAはキャリパーのオーバーホールキットとか無いのがいかん。
個人的な好みでMTBでは、SRAMのCODE RSCの方が’全然良い。
効きは素晴らしく全くトラブル無く信頼性も高い。フィーリングも良く耐フェード性も高い。
が、SRAMのブレーキはGUIDEのせいですこぶる評判が悪い時期があったので、まぁアレなんだけど。
G2とかも使ってみたけど、やはり慣れている分?CODE RSCが私には合ってましたね。

とは言いつつも、MAGURAはキャリパーもモノブロックで剛性もガッチリしてて、2ピースのローターのデザインも素晴らしく、キャリパー自体はMT5とかでも基本設計は同じかと思われる(MT5は正直使ったことが無いので確証は無い)ので、MT5はもしかしてコスパが良いのでは?と思う。(機会があれば使ってみたい)

ちなみにロードはSTIの関係でシマノしか使ったことが無いのだが、MTBでは全く縁がなくシマノは使った事がない。最初はミネラルオイル?がよくわからず、車やバイクで慣れているDOTの方が安心だったのもあるんだが。
ロードで使っている分には全くミネラルオイルでも問題ない。(フィーリングとかの違いは私には全くわからん)
そう言えばMAGURAもミネラルオイルでお陰でうちにはブレーキのメンテナンスキットが、SRAM、MAGURA、シマノと3種類それぞれフルキットがある始末だ。


サドルはSurlyは気軽に乗りたい=レーパンを履かずに乗ってもケツが痛くならないサドルって事で、Surly Midnight Specialで始めてBROOKSを使って以来、普段乗り系の自転車全部BROOKS。
しかも穴あきのCarved。これが最初っからもう私のおしりに合うのだ。
今回、さらにバネ付きFlyerにしてみた。

もっとビョンビョンバネるかと思ったけど思ったよりもバネ硬いな。
まぁそもそもFATBIKEなのでその恩恵がよくわからんってのもあるのかも。

ペダルはCrank BrothersのStamp7のLarge。
これもMTB時代からペダルはこれ一択。
ピンのメンテナンスさえ怠らなければ、まず踏み外すこともなく靴に食い付く(靴が痛むほど)。
MKSとかもくるくる回って素晴らしいと思うし、実際にWednesdayやビアンキにはMKSが合ってると思い使っているが、普段のるBFDにはやはり馴染みのStamp7だ。

最後はやはりリア積載。
カバンを積むために加工24-Pack Rackを再度装着。
やっぱりカバンを付けた状態なら悪くないのだが外すとどうも良くない。

やはり8-Pack Rackが幅的にフレームにも合ってて良い様な気がする。
ただなかなか手に入らず焦ったい。

また別のプランでこの下のフレーム部分にフレームバッグを仕込みたいと考えている。
具体的にはこんな感じに。案外と容量が取れる感じだ。

引用元:MTBR.com

色味はやはりこんな感じで。

引用元:BLUE LUG

どうも意外とフレームバッグはオーダーメイドができる様でいろいろなお店を見ているのだが、たまたま長男の保育園時代からお付き合いのあるお母さんが子供〜アウトドア系のカバンを作りフリマで売っちゃうくらいな感じなので一度聞いてみようかと思っている。

希望的には、上下ふた部屋で下には緊急時のメンテキット諸々(ボトルケージケースに入っている分+ファット予備チューブ)、上には三脚が入ればなお良い。
まぁ素材とかいろいろと検討しなければならないけど、これはこれでまた楽しみ。