リアの積載方法を模索する。
BFDはリアにどっさりと荷物が積めるのが特徴のロングテールバイクだが、そこまでの荷物は載せる気も無いし、載せたらきっと私の脚力では進まんのも容易に想像ができる。
そもそもBFDを購入したいきっかけになったひとつはこのYouTubeで見たBFDだ。
リアのデッキを外して荷物は低く積むこのスタイル。
これにグッと来てしまったのだ。
それによく見るとこのBFD、かなり手が入っている。
1番の注目はROHLOFFのSPEED HUBだろう。
いわゆる内装ギアだ。
これのお陰でフロントのチェーンリングからリアのギアまでほぼ真っ直ぐなチェーンラインができている。
ちなみにこれだけで20万以上するのだが、その機構、内容を見るとその価値はある。
話を元に戻すと、私はBFDでわざわざデッキを外してFAT&LOWスタイルで普段使いに乗りたい訳だ。
ただ元々買い物仕様としての役割もあるので、いつでもデッキは使用できる様にしたいし、いざとなったら?すぐにつけれる様にしておきたいので、デッキを付ける機能とかの削除は無し。
ただお昼の買い物くらいは楽勝で載せれる感じにしておきたいのだ。
もちろんフロントには24PackRackを装着して、いつものPorteur Houseバッグは取り付けれる様にするのだが、それじゃあICTと変わらんわな…って事で面白くないので、サドルとリアタイヤの間にもう一つ、Porteur Houseバッグを載せれるようにできないかと考えた。
でね、こいつを載せようと思うとサドルとリアタイヤの間に、
・24-Pack Rackをうまく装着するか?
・板みたいなTV Trayを工夫してつけるか?
みたいな話なる。
それでとりあえずICTのフロントにも24の方は載っているのでこいつを仮当てしてみた。
おっ!意外とイイ感じに付くんじゃね?
この斜めのステーをカットしちまえばどうとでもなるな。
って思ってしまったのでついつい禁断?の24の加工をやってしまった。
※ちなみにこの24はディスコンで意外と入手困難。ヤフオクやメルカリを常に張っていないと買えないレベルだ。
最初は24の斜めのステーを全部カットしてしまおうと思ったのだが思い直して途中でカット、で力技であちこち調整して曲げた。こういう時、素材がクロモリのチューブだと手で曲げれるレベルで加工がしやすいな。
で、結果こうなった。
ちなみん切ったところはまだ溶接はしていない。
もうね、自画自賛で悪いけど、かなりいいんじゃない?
どこにも当たっとらんし、ちゃんとステーで支えている。
ついでにリアタイヤとのクリアランスも完璧だ!
カバンだってこの通り!
どうよ、この感じ、イイんじゃね?
くるくる廻す足だって当たらないし。
翌日、早速ランチライドに行ってみた。
ライドしてみると漕ぐ際に靴に当たるかも?ってちょっと不安になるくらいのクリアランス。
※実際には当たらないんだけどね。
ので帰ってすぐに取り付けを調整してクリアランスを10ミリ程増やし解決。
ただ帰ってきて冷静になりふと見ると、いろいろと問題が出てきた。
まず、リアのデッキと両立出来ない事。
正確にはリアデッキが装着できない事はないのだが、リアデッキと重なる部分が出来てくるので、重なった部分はデッドゾーンとなり、どうも宜しくない。
さらにやはり見た目的にカバンが載っていない状態はちょっとステイル的にどうなん?ちょっとあかんな。
いやいやスッキリついているし、機能的にもあかんわけじゃ無いけど、スタイル的にど〜んと伸びているロングテールのイメージがこの24がついていると24の部分だけはみ出ててちょっと損なわれる感じがする。
横ではなく、縦につけれれたらスッキリしかもしれんな?とかも思ったり。
※ステー関連で無理なんだけど。
こりゃ普段は装着せん方がかっこいいな。
って事ですぐに外してしまった。
ま、すぐにつけれるので買い物に行く時はまた付けよう。
ただ思ったのは8-Pack Rack(以下8)がベストなのかもしれない。
8であれば(たぶん)無加工で装着可能、Porteur HouseバッグをつけたきゃTV Trayがあればどうとでもなる。
ずっと付けっぱなしでも上記のスタイル的な問題も無い(と思う)
8もディスコンなので24よりもさらに入手困難。
またヤフオクやメルカリで探す日々が続くのだ。